理学療法士1年目の職場の人間関係|先輩との付き合い方で大切な4つのこと

臨床上での悩み

「先輩に質問しにいくのが怖い。」

「何か怒らせてしまわないか不安で、萎縮してしまう。」

新人のころ、私もそうでした。先輩に話しかけるたびに緊張して、質問のタイミングを何度もうかがっていたのを覚えています。

でも今振り返ると、先輩との関係がうまくいくかどうかは、特別なコミュニケーション能力とは関係なかったと感じています。意識すべきことはシンプルで、誰でもできることばかりでした。

この記事では、私が実際に意識してよかった「先輩との付き合い方」を4つお伝えします。

※自分は回復期勤務の理学療法士であるため、他病期では違いがあるかもしれません。これは個人の経験・見解に基づいています。

結論:先輩との関係は「日々の小さな積み重ね」で決まる

先輩との関係を良くしようと思うと、「気の利いた話をしなければ」「うまく立ち回らなければ」と考えてしまいがちです。

でも実際は違います。毎日のちょっとした行動の積み重ねが、気づいたときには大きな信頼になっています。

1つずつ見ていきましょう。

① 関係性はあいさつから

当たり前のことほど、できていない人が多い。

「おはようございます」「お疲れさまです」「ありがとうございました」——これを毎日、自分から、はっきり言えているかどうかです。

新人のころは緊張していて、挨拶が小声になってしまったり、タイミングを逃してしまうことがあります。私もそうでした。でもあいさつをきちんとするだけで、先輩の印象はかなり変わります。

先輩も人間です。毎日気持ちよく挨拶してくれる新人には、自然と声をかけたくなるものです。

まず自分から、明るく挨拶する。それだけで、関係性の土台が少しずつ作られていきます。


② 困ったことや悩みはすべて相談する

「こんなことで相談していいのかな」と思ったときほど、相談した方がいい。

新人のうちは、何が「相談していいこと」で何が「自分で解決すべきこと」なのか、その基準がわかりません。だからこそ、迷ったら相談する、でいいと思っています。

私が気をつけていたのは、抱え込まないことです。患者さんのこと、業務のこと、自分の気持ちのこと。一人で解決しようとしてミスにつながるより、早めに先輩に投げた方が絶対にいい。

「また相談してきた」と思われることを恐れる必要はありません。むしろ何でも話してくれる新人の方が、先輩は安心して仕事を任せられます。

悩みを打ち明けることは、弱さではなく信頼関係を築くきっかけになります。


③ 報連相は結論から

先輩は忙しい。伝えたいことは結論から話す。

「あの〜、昨日の○○さんのことなんですが、実は昨日のリハビリのときに…」と経緯から話し始めると、先輩は「で、何が言いたいの?」となってしまいます。

正しい順番はこうです。

  1. 結論(何が起きたか・何を相談したいか)
  2. 経緯(なぜそうなったか)
  3. 自分の考え(どうしたいか・どうすればよいか)

たとえば「○○さんが今日のリハビリを拒否されました。理由を聞くと〜とのことでした。私は〜と対応しようと思うのですが、いかがでしょうか」という形です。

最初はうまくできなくて当然です。でも意識するだけで少しずつ変わっていきます。先輩に「話しやすい新人だな」と思ってもらえると、アドバイスの量も質も変わってきます。


④ 教えてもらったことを、実際にやってみる

先輩が一番うれしいのは、自分のアドバイスを実行してもらえることです。

指導を受けたとき、「わかりました」と言ってそのまま終わりにしていませんか?言葉では受け取っても、実際の行動が変わらなければ、先輩には伝わりません。

私が意識していたのは、教えてもらったことを次のセッションで必ず試してみることです。うまくいかなくてもいい。やってみた上で「先日教えていただいたことを試したんですが、こうなりました」と報告できると、先輩との会話が一気に深くなります。

「教えがいのある新人だな」と思ってもらえると、先輩は自然ともっと教えたくなります。アドバイスの量も、関わり方の丁寧さも変わってきます。

言われたことをやってみる。それだけで、先輩との信頼関係と自分の成長が同時に進んでいきます。


まとめ:先輩との関係は、自分の働きやすさをつくる

4つのポイントをお伝えしました。

ポイント行動
①あいさつ毎日自分から、はっきりと
②相談迷ったら抱え込まず話す
③報連相結論→経緯→自分の考えの順で
④実際にやってみる教えてもらったことを次のセッションで試す

どれも特別なことではありません。でも、毎日続けた人と続けなかった人では、半年後の職場での居心地が全然違います。

先輩との関係がよくなると、仕事が楽しくなる。仕事が楽しくなると、患者さんへの関わりも変わってくる。

今日からできる1つのこと:明日の朝、いつもより少し大きな声で「おはようございます」と言ってみてください。

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