理学療法士の給料が上がらない現実とお金の向き合い方

お金についての悩み

「頑張って働いているのに、給料は上がらない。」

「このまま病院で働き続けて、将来大丈夫なのだろうか。」

理学療法士として働き始めてから、そんな不安を感じたことはありませんか。私もそうでした。やりがいはある。でも、給料明細を見るたびに、漠然とした不安がよぎる。

この記事では、理学療法士が置かれているお金の現実と、私が実際にやっていることをお伝えします。投資や副業の詳しい方法ではなく、「なぜお金と向き合う必要があるのか」という入口の話です。

※これは個人の経験・見解に基づいています。投資や資産形成については、ご自身でも情報収集・判断をお願いします。

結論:理学療法士はお金と向き合わないと、じわじわと困る

結論から言います。理学療法士は、意識的にお金と向き合わないと、じわじわと生活が苦しくなっていく職種です。

これは脅しではなく、この職種の構造的な問題です。1つずつ説明していきます。

① なぜ理学療法士は給料が上がりにくいのか

理学療法士の給料が上がりにくい最大の理由は、診療報酬という制度に縛られているからです。

病院で働く理学療法士の収益は、国が定めた診療報酬によって決まります。どれだけ患者さんに貢献しても、病院が得られる報酬には上限があります。その枠の中から給料が出るため、年収が大きく伸びにくい構造になっています。

さらに、理学療法士は臨床で最も活躍できる場が病院です。技術を磨きたければ病院にいるべき。しかし病院は給料が低い。この矛盾が、多くのセラピストを悩ませています。

実際、給料を上げるために訪問リハや施設に転職するセラピストは少なくありません。結果として病院には若手が多くなり、経験を積んだベテランが減っていく——これが今の現場の現実です。

訪問や施設に転職しても、他の一般企業と比べると生涯年収は低くなりやすい。理学療法士という職種全体として、給料の天井が低いのが現状です。


②「将来なんとかなる」は通用しない理由

「まだ若いから大丈夫」「そのうち考えよう」——この考え方が一番危険です。

お金の問題は、放置すればするほど選択肢が狭まります。特に理学療法士の場合、給料の伸びが緩やかである分、早く動き始めた人と後回しにした人の差が、10年後・20年後に大きく開いてきます。

私がお金と真剣に向き合い始めたのは、結婚して将来を具体的に考えるようになってからです。それまでは「なんとかなる」と思っていました。でも家族ができて、住居・子育て・老後といった現実が見えてきたとき、漠然とした不安が一気に具体的な危機感に変わりました。

早く気づくほど、選択肢は増えます。逆に言えば、気づいたときが始めどきです。


③ 私がやっている4つのこと

難しいことは何もしていません。今の自分にできる範囲で、続けられることをやっています。

1. 家計簿をつける

まず自分のお金の流れを把握することから始めました。何にいくら使っているかを知らないと、節約も投資も始められません。私はアプリを使用して半自動で管理しています。

2. 節約する

収入を増やすより先に、出ていくお金を減らす。固定費(スマホ・サブスク・保険)の見直しから始めると効果が出やすいです。あとは日々の昼食代や飲み物代も効果がわかりやすくおすすめです。

3. 投資をする

ここが一番の肝です。私は個別株やFXではなく、インデックスファンドに絞っています。個別株等も2年ほどさわりましたが、やはり難しい知識がなくても始められて、長期で積み立てることで資産が育ちやすいインデックスがおすすめ。専業の方でもインデックスのリターンに勝てている割合は少ないというデータもあります。

あえてシンプルに保つことが長続きの秘訣だと思っています。具体的な始め方は別の記事で詳しく書く予定です。

4. 副業をする

働いている場所によっては難しいかもしれませんが、アルバイトをして投資で入れれる余剰資金を早くから始めることも大切だと思っています。いずれアルバイトに時間を割けなくなってくると思うので。

アルバイト等の雇用による収益とは別にも収入を増やす方法はたくさんあります。いずれ触れればと思いますが、まずはYoutubeでマッチョなライオンの動画をみることをおすすめします。


④ いつ始めるか

答えは「今すぐ」です。ただし、完璧にやろうとしなくていい。

お金の話は難しそうで後回しにしがちですが、始めること自体はシンプルです。まず家計簿アプリを入れてみる。固定費を一つ見直してみる。それだけでも十分なスタートです。

投資も副業も、早く始めた分だけ有利です。1年目から少額でも始めた人と、5年後に始めた人では、同じ努力でも結果が変わってきます。

「理学療法士だからお金に詳しくなくていい」は通用しない時代です。でも難しく考える必要もありません。できることから一つずつ始めれば十分です。


まとめ:お金の不安を減らすことが、仕事への集中につながる

やること目的
家計簿をつけるお金の流れを把握する
節約する出ていくお金を減らす
投資をする長期で資産を育てる
副業をする収入の柱を増やす

お金の不安が頭の片隅にあると、仕事にも集中しにくくなります。逆に言えば、お金の不安が減ると、好きな病期で働くこともできますし、目の前の患者さんに向き合う余裕が生まれます。

理学療法士という仕事を長く、気持ちよく続けるためにも、お金と向き合うことは避けて通れません。

今日からできる1つのこと:家計簿アプリをスマホに入れてみてください。まず自分のお金の流れを知るところから始めましょう。

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